変数と型: データの入れ物

Python は動的型付け。宣言なしで変数を使う。

変数
データを入れる箱。
データの種類(int, str など)。
動的型付け
実行時に型が決まる。

変数とは?

モノに付ける「名札」 (Name Tags)

Pythonの変数は「箱」ではありません。値(オブジェクト)に貼り付けた「名札」です。`a = 10` は、「10」というデータに「a」という名札を貼るイメージです。`b = a` とすると、同じ「10」に「b」という名札も追加されます(コピーではなく、同じものを指す)。

C言語などの「箱」モデルと違い、データそのものが独立して存在し、変数はそれを指し示しているだけ(参照)です。だから、巨大なリストを代入しても、名札を付け替えるだけなので一瞬で終わります。

Variables
# 変数の代入
name = "Alice"
age = 30
is_student = False
salary = 75000.50
# 複数代入
x, y, z = 1, 2, 3
a = b = c = 0
# 型を確認
type(name) # <class 'str'>
# 型変換
int("42") # 42
str(42) # "42"
float("3.14") # 3.14
Bad
# ❌ Bad: 意味のない変数名
x = 86400
y = x * 365
Good
# ✅ Good: 意味のある変数名
SECONDS_PER_DAY = 86400
seconds_per_year = SECONDS_PER_DAY * 365

データ型

Python Types
# 主な型
int # 整数: 42, -10
float # 浮動小数点: 3.14
str # 文字列: "hello"
bool # 真偽値: True, False
list # リスト: [1, 2, 3]
dict # 辞書: {"a": 1}
tuple # タプル: (1, 2)
set # セット: {1, 2, 3}
None # 値なし
# 型チェック
isinstance(42, int) # True
isinstance("hi", (str, int)) # True
Tip: 定数は UPPER_SNAKE_CASE で命名(慣例)。

合格ライン

type() で型を確認できる
型変換ができる

演習課題

課題1: type()
type() で変数の型を確認してください。
課題2: 型変換
int(), str(), float() で型変換してください。